進捗(1日目)とぼやき

おはようございます。

今日やることの予定と午前の進捗を報告します。

 

今日やることは、大きく分けて3つあります。

1つ目は、損保数理の過去問を解いてみることです。

2つ目は、会計・経済・投資の過去問分析に入ることです。

3つ目は、統計学の基礎(検定・推定、アクチュアリー程度の時系列解析(偏自己相関係数とか))の復習をすることです。

昨日、数学の過去問を解いてみました。1年分だけでしたが、大問2と大問3が完答できたものの、大問1の小問で取りこぼしがあったので、そこを着実に得点できるようにしたいです。

 

午前の進捗

1.損保数理の過去問を解いてみました。専門用語は正直よくわからないので、定義をちゃんと勉強する必要があるなって感じました。一方で、エクセス方式やフランチャイズ方式などの保険の設計方法は昨年、一時期、再保険ブローカーと縁があったことがこともあり、わかりました。他にも、再保険のところは結構答えられました。他にも、コピュラとか極値理論は金融工学の授業で勉強をしたので、そこの箇所は完答できました。

そこで、日本アクチュアリー会が出版している『損保数理』とMAHさんet alの『アクチュアリー試験合格へのストラテジー損保数理』を読んでみました。

感想として、アクチュアリー試験科目の「数学」ではやや理論的な確率・統計の計算、一方で損保数理になるとより具体的な数学の計算を扱うイメージです。それゆえ、具体的な言葉の定義や細かい数値の計算ミスが命どりになるなぁ、と思いました。

現段階で50点近くとれたので、もう少し勉強したら合格ラインの60点に届くなぁという感じです。

 

2.統計学の基礎の復習です。時系列はまだできていませんが、とりあえず『リスクを知るための確率・統計入門』で点推定・最尤法、検定の復習をバァーって問題を解いて行いました。個人的には検定でどの分布を使うのか、と言うのを瞬時に判断できればあまり問題はないのかなってイメージです。とはいえ、暗記ものなのでこれから問題演習を定期的に積みたいと思いました。

 

午後は、引き続き統計の勉強と損害保険ってそもそもなんなの?ていうところを今日の飲み会までに勉強するところから始めたいと思います。

 

ぼやき(確率と統計の同じところ・違うところ)

皆さんは確率と統計って具体的に自分の言葉で説明できますか?

確率について補足をします。「確率」と行っても頻度主義なのかベイズ主義なのか、いろいろ分かれるところはあります。ここでは、ある事象の「起こりやすさ」ということにします。

 

まずは共通点について述べます。どちらも確率分布を使い、期待値や分散といった概念を使います。それゆえ、基本的に計算するときの道具や概念は一緒、共通していると言える気がします。

 

次に違いについて述べます。確率と統計の違いは扱う①テーマの抽象度や②観察していることが違う、と僕が勉強してきた中で思います。

①について。確率は物事の起こりやすさを考えることがメインテーマです。自分たちが観察対象、もしくは興味を持っていることについて「抽象的・理想的」な状態では、それがどう振舞うのか?ということを考えています。そして、その「理想」からモデルを立て、自分たちが考えていることは〇〇っぽい特徴を持っているのだろう、と結論を立てている印象です。

一方、統計学は実際に得たデータから何か結論を立てていることが多い、と僕は感じます。より、具体性の高い問題を扱います。

 

②について。確率は、対象とする母集団が全体にある振る舞い(確率分布に従う)から、その中にある気になっている個別の事象は、〇〇っぽいと全体から局所的なものについての話が多いと思います。例えば、当たりと外れの2種類のクジしかない宝くじを考えます。宝くじがどれぐらい当たりやすいとかの確率を考えるとき、全体に含まれる当たりと外れの割合が〇〇だから、当たりが出る事象は〇〇っぽいと言う結論になります。

統計は、確率とは逆の発想にあると思います。個別の事象から全体がどうなっているんだ?と言うことがテーマになっている話が多いと思います。同じ宝くじを引いているとしましょう。自分が引く宝くじの当たりと外れの割合を知らず、ただ合計で10000枚あるとしましょう。5枚買ってみたら、1枚当たって4枚外れてしまいました。そこで、5枚だけではなく、全体でどれぐらい当たりやすいのかな?であったり、自分が宝くじを買うために支払った金額に対するリターンは全体でいくらか?どれぐらい期待できるのか?であったりを計算・考えるのが統計な気がします。

 

以上です。

では、良い一日を。