進捗(3日目)とボヤキ

僕を知っている人、知らない人、おはようございます。

バイトもあり、進捗(2日目)は早速面倒くさくなって書きませんでしたが、昨日やったことと今日やることを報告します。

言い訳ですね、はい。

 

2日目の進捗

1.損害保険数理の積立保険の問題に馴染む。

a.単語の定義をしる(危険保険料、一時払金など)。

b.『アクチュアリー試験 合格へのストラテジー 損保数理』の基礎問題をといて、理解。あとはこいつを暗記するだけ。

2.会計・経済・投資理論の会計や経済に関する復讐

a.証券外務員を受けなければならないので、そちらで同分野の基礎的なことの復習

b.大学で受けた遠山智久先生の『サクサク読んで単位を取得 ミクロ経済学』で定期試験の前にチェックのものの復習。

 

全体的な感想:過去問分析を行ったあと、合格へのストラテジーを読んで解いてみましたが、とても使いやすい本だなぁという印象を受けました。普通に日本アクチュアリー 会の『損保数理』の教科書一本で勉強しても行けるとは思いますが、僕みたいに短期決戦の方は『合格へのストラテジー』を持っておくと良いかもしれません。なぜなら、アクチュアリー試験の他科目で出る同じような内容について言及があったり、練習問題が豊富だったりするからです。

会計・経済・投資理論ですが、間違いなく証券外務員のものよりは難しい内容を聞かれます。ただ、大学(三鷹の森にある某大学のO先生やT先生のミクロ経済学原論やO先生の中級ミクロ経済学)の講義と比べると簡単です。こんなことを言ったら怒られますが、少々誤植はあれど遠山先生のサク単!の本はお勧めです。厳密な数学へのこだわりが必要がない程度のレベルのミクロ経済学を勉強するのであれば、これ一冊で十分な気がします。

 

3日目にやること

1.損保数理の暗記項目(積立保険や再保険の基本用語や基本記号)を暗記ノートにまとめきる。

2.危険理論やコピュラ分野の過去問をベースとした問題演習。こちらは、大学院の授業でCDO(Credit Debt Obligations)のモデリングやリスク尺度(VaRやES)に関してある程度勉強をしたので、大丈夫な気がします。

3.生命保険数理の勉強を少し始める。『アクチュアリー数学シリーズ 生命保険数理』を読み始める。1章の通読と出てくる特殊な記号(チルメルなど)を暗記ノートのまとめる。

 

ボヤキ(個人的な数学の試験対策方法・勉強方法)

別に数学は超得意じゃないですが、大学や大学院では数学系の勉強をかなりしてきて、ある程度点数が取れていたので、僕なりの勉強法を伝えたいと思います。他科目にも利用できるので、興味がある高校生や大学生、資格試験を控えている方は試してみてください。

<勉強方法>

1.教科書に載っている公理、定義、定理、例を全て分解する。

2.どういう公理系の元、いろいろなものに関する議論がなされているかがわかってから、定義の暗記にまずは取り組む。

3.次に、定理を暗記する。大事な定理でも証明は暗記しなくて良くて、とりあえず理解する。大事ではない定理の証明は放置。

4.教科書の例を分析する。どのような仮定が事前になされているかを定理を復習しながら確認する。例えば高校物理の力学分野であれば、摩擦は考慮している?していない?とかをみる。すると、ある数理モデルが注目している現象の何を写出しているのかがわかる。

 

<試験対策>

1.ひたすら練習問題をとく。このときに解くスピードが知識不足で落ちると勿体ないので、練習問題をみながらすぐに参照できる教科書を開く。

2.練習問題を一通り解いたら、自信のあるものとないものに分ける。

3.自信のある問題は問題文をどのように変えることができるのか?を考えて、自作問題を解いてみる。

4.自信のない問題はなぜ、自信がないのかを考える。問題の計算量なのか、問題文から何か暗黙な了解を読み取らねばならないのか、同じ題材でも少しパラメータを変えると時方が変わってしまうのか?など。

5.最終的によくわからない問題は暗記ノートに書いてしまう。

 

僕は大体このような方法で数学とか、経済、物理、情報の授業を攻略してきました。この20年少し生きてきて、僕は相対的に瞬発的な計算や理論の大枠を掴むのが得意な一方で、記憶力や理論の細部への理解力が悪いと自覚しています。それゆえ、記憶力や細部へのこだわりを補助するために暗記ノートと読んでいる、掌より少し大きいサイズの手帳をいろんな試験科目で利用しています。そこにわからない知識や問題だけ解き、自分にとって自明なことは書くのも面倒なので書きません。

あとは、わからなくても落ち込まないメンタルが大事かもしれません。むしろ、自分をアホだと自覚して、こんなのわかるわけないから勉強しているんだ、という心の持ち方が大事な気がします。そして、少しでも勉強したら自分を褒めることかもしれません。これは大学院でロンドンにいる時、周りのUCLやLSEの頭の良い友達から学んだことです。特に、LSEの同じ学科の友達やUCLの投資銀行行きが決まった友達からは、このわからなくても落ち込まないメンタルが大事だ、ということを学んだ気がします。

 

以上です。

今日も、思いつめないぐらいにのんびり生きましょう。